【“気”がスムーズにめぐる よどみのない家に。】

“気”がスムーズにめぐる

よどみのない家に。

 

家相を整える3原則 〉

  • 掃除

開運のあれこれを試す以前の、基本中の基本。

「掃除をしやすくするためにも、すっきり片づいていることが大切。

物が増えすぎない状態を常にキープ」

 

  • 換気

長い時間を過ごすからこそ家にはストレスや疲労など、よくない気も溜まりがち。

「そうした〝よどみ〟は、案外気づきにくいものです。換気で気の入れ替えを」

 

 

  • 日の光

東、東南、南からの日差しはエネルギーのある「陽」の光。

「昼間、あまり家にいないとしても、いい光を家に取り込んでおくことで、元気をもらえます」

 

間取りや家の中の様子から運気をみる「家相」は、風水ともまた違う、

日本発祥の考え方なのだそう。

 

「家には、人から出る“気”が流れています。

その気の流れをよくするのが、家相を整えるということです」

間取りや水回りの配置などは自由に変えられないけれど、足りないところを補うように何かをプラスしたり、気のめぐりをよくすることで運気はアップ。

 

運の入り口である玄関には、不要なものを置かない。

家の中で玄関を大事な場所とするのは、家相の基本の一つ。

いい運気は玄関から入ってくると心得よう。

 

「ドアを開けて換気をする、こまめに掃除をするのはもちろんですが、靴箱の中など、見えないところに物が詰まっているのも気が滞る原因になり、よくありません。

1年以上履いていない靴や使っていない傘などは、思い切って処分してみましょう」

 

 

必ず床掃除を。

 酒、塩も混ぜて清めよう。

固く絞った雑巾で床を水拭きするのは、お清めの意味合いもある。

心を込めて手を動かそう。

「拭き掃除をするとき、バケツの水に塩と酒を少しずつ入れましょう。

拭いたあとベタつくなら、塩と酒が入っていない水で再度拭きあげて。

塩を使ったお清めというと盛り塩ですが、こまめに塩を替えなければならないので、

掃除に取り入れるほうが手軽です」

 

お札やお守りを置くなら南か東向きに。 

必ず目線より高い場所に飾ろう。

本格的な神棚でなくても、お札、お守りなどを飾ってお参りするためのコーナーを整えてみて。

「北を向いて参拝するために棚は南向きにするか、難しければ東向きに設置します。

その棚の下もまた神聖な空間。

キッチンのそばや、人が下を通る場所、物がたくさん入った収納の上などは、できるだけ避けてください」

 

ピカピカ光るお気に入りの雑貨を部屋のポイントに。



2024年は九星気学では三碧木星の年。

方位でいうと東にあたる。

「東は、閃光や雷のような激しいエネルギーを放つイメージの方位です。

ピカッと光るものや金属製のもの、稲妻モチーフのものをインテリアのアクセントにするといいですよ」

水回りの蛇口など、光る部分が汚れていると運気もダウン。

徹底的に磨くのを忘れずに!

 

ベッド脇には 上へ上へと伸びてゆく観葉植物を置いてパワーをもらう。

四柱推命では、2024年は甲辰(きのえたつ)の年

「〝甲〞は真っ直ぐ上へと伸びる大木です。

上にぐんぐん伸びるイメージは、2024年の開運ポイントの一つ。

これを家の中に取り入れるなら、やはり植物がいいです。

なかでもパキラやゴムの木など上に伸びるタイプの樹木の観葉植物が最適。

人は眠っている間に気の交換をするので、寝室に置きましょう」

 

グリーンと炎は相乗効果で気運を高め合う。

観葉植物などのグリーンと併せて、あたたかみのある冬のインテリアとして、

定番のキャンドルもおすすめ。

2024年のキーカラーである赤からは火のイメージも連想できます。

木と火は関係性がよくないともいわれますが、相乗効果になって運気を高められるとも考えられます。

切磋琢磨して上昇していく年ですから、ぜひ木と火の両方を取り入れてみて」

 

方角の力を知ってさらなる開運を!

 

東は新しいこと、

南は美容や資格、

西はお金や人間関係、

北は身体、集中力など、

それぞれに、意味するものがある。

方角の特性を理解して、部屋づくりや家での過ごし方を意識してみよう。

 

[東]

・リスタートの年である’24年は特に念入りに掃除する

・新しい情報が入るパソコンやテレビを置く

 

[西]

・お金に関するものの保管場所に

・人からもらったものを飾る

 

[南]

・美容グッズの収納場所にする

・エクササイズコーナーにする

 

[北]

・勉強机や作業スペースを作る

・ぐっすり眠るために北枕にする