イクラの本物とコピー見ただけで分かりますか?【インスタ映え・コスパ良い ってあまり好きではない単語】

氣づきの処方せんへありがとうございます。

 

レストランをやっている自分がお店のことや食について書くと

普通の方が書いた物とは違う受け取り方をされるので控えていたのです。

今日はちょっぴり辛口になってしまいますが書きたいことがあります。

 

 

みなさん、白い白衣を着ているお仕事の人は?と聞かれると・・・

 

真っ先にお医者さん、

そして料理人、理美容師・・・くらいは思いつくでしょうか?

白い白衣を着ているお仕事の人は教科書を見て、テストをやり、実習、

体験をします。

最後に国家試験を受けます。

一歩間違ったら人を死なせてしまうので、しっかりと知識を身につけると言うことですね。

 

白衣。

人の命を預かっているお仕事。

白衣を着ないカジュアルな時代にもなり、飲食店では技術者が1人で

後数十人がアルバイトと言うのも珍しくないですよね。

 

毎年毎年飲食店で起きる食中毒。

トイレで用足したなら 手洗うでしょう???どうして洗わない???

 

部活の遠征帰りに数十人で入った焼き肉店のお肉で若い命が消えましたね。

誕生日、家族で行った料理店、食中毒で亡くなりましたよね。

調査されて答えた言葉は「知らなかった」「大丈夫だと思った」

をよく聞きます。

とても残念ですし、あなたの知識のなさで命を落とされました。です。

今は兎に角使い捨てのゴム手を履き、テーブルも使った物も除菌スプレーする姿を多く目にします。

食中毒出したらそのマニュアル通りの作業は見せかけの小芝居になってしまいます。

基礎を教える人、叱る人を常備させて欲しいと思います。

 

私が行ってる歯科での話。

ゴム手を付けて、治療が始まるときに台に乗せた道具をバラバラと床に落としてしまったんです。

それを床から拾い、引き出しから新しい道具を出して並べました。

そしてその後直ぐに私の口の中に手を入れようとしたので、

「今、床にある物を拾いましたよね。床に指が着いてましたね。ここは、靴のまま入れる治療室ですよね。その手を口に入れるんでしょうか?」

 

そう伝えたら、このように言われたのが初めてだったんでしょうね・・・

びっくりされて直ぐにゴム手を交換してました。

 

違う歯科はいちいちいちいちゴム手のまま手を洗う習慣がありました。

ドアを開けて患者さんを場所案内、カルテを治療室に置く、その後いちいち洗っていました。

 

私も、下足整えたり、レジでお金を触ったりするので食べるものを手で触る直前は洗う習慣が付いてます。

従業員にはいちいちひたすら言ってたので「手、洗って!!って夢でも言われてた」と言われたくらい苦しかったようです。

習慣付いていない人に習慣づけさせるには嫌われるくらい言い続けなければ行けなかったんですよ。

 

旦那(コック)も外食して、コックさんの白衣、エプロンの両サイドが汚れていたら

もうそこの料理は食べたくないと言います。

手をふきんで拭かず、エプロンやコックコートの両脇で拭いていると言うこと。

そこには数日間の食材の菌が付着していると言うこと。

 

今日はFacebookイクラがたんまりとこぼれている画像にインスタ映えのお店と

有ったのですが、イクラのコピー品やフカヒレのコピー品、

みなさん、分かりますよね???

 

和牛の脂を注入したり、つけ込んだ赤身のお肉のステーキ。

ステーキは800円以内で食べられると言うこと。

 

お金のある方って、良い物を食べます。

旬のものを食べます。時季外れ、年中食べられるものは避けてますよね。

良い物を食べるので老後後々病院代がかからないんですよね。

身体にとって良くない物を食べていると早い時期から病院のお世話になる人が多いんです。

 

科学的に作られている食材や、色鮮やかに保つための薬は身体に入ってはいけない物です。

 

スーパーの売り場ではけなかった物が惣菜やお弁当になったりしてますし、

インスタ映えコスパがいい食ってどうなんだろうって心底思うんですよ。

お母さんが作る物で食中毒なんか出ませんし、コピー品も並べないと思うんです。

SNSでアピールしたい!

それよりもちゃんとした食材を素朴にお料理した

飯テロの投稿が大好きです(*^▽^*)

 

因みに家に居る同居人さんは注射器から液体のビーカーへポツンポツン落としてイクラ作る授業があったそうです。

 

聞くとやっぱり、旬の時に本物のいくらが食べたい。

身体が悲鳴上げる物は食べたくないです。

 

 

私、20代から使っているまな板は木製です。

 

やかんでお湯を沸かし、まな板に掛けると中から白い泡が出てとても臭い湯気

太陽が当たっているキッチンの台の上に数時間置いて太陽を浴びるまな板。

 

生き返るまな板。

この煮沸作業がとても大好きです。

 

私の母も木製のまな板で、時々鉋を掛けてもらい平らにして使っていました。

あるとき、母のキッチンを見たら10㎝くらいのミニまな板までになっていました。

テーブルの上でリンゴをむいたり、小さな物を切っていると言っていた。

母はもうすぐ80歳近いですが、木製まな板を使い切ってる!!

木もありがたいことだろう・・・

 

調理道具の扱い方、食材の処理、熱処理、とても大事なのでアルバイトと言えども指導して欲しいと思います。

 

インスタ映えコスパがいい!!よりも私は

見た目悪くても安心な仕事をしているお店を選んでます。

 

 

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