悩み相談の駆け込み寺
氣づきの処方せんへありがとうございます。
11月23日 勤労感謝の日
新嘗祭は、天皇陛下が中心となり国民全員で、実りを与えてくださった神に、感謝する宮中で最も非常に大切な日。
天皇陛下、平成最後の祈りの大祭でした。
今は働いたお給料で食べたいものを買う時代。
大昔は家族みんなが食べる為に1日中、1年中食べるものを作る仕事をして生きていました。
漁師をする人、お米を作る人、野菜を作る人・・・
そして物々交換をして1年どう食べ続けられるか計算しながら細々と生活していたと思います。
今の時代は、お金を出したら行きたい場所へ行け、食べたいものを買ます。
ここ数年、日本でも天災が増えてきました。
天災があったときは、お金はあるのに物が無くて買うことが出来ない経験した人は
多くなっていると思います。
生き抜くためにどうするべきかと考えると、買い占める、買いだめしてますね。
数年前の真夏に車で20分先の大型スーパーへ行く途中のこと、
赤信号で停車しました。
すると歩道にホームレスが日に焼けて真っ黒で骨のラインがでて痩せすぎの
老人がゴミステーションの扉を開けてゴミ袋の縛りを解きました。
黄色いゴミ袋ばかりが入っているその日は生ゴミの日です。
真夏で道路には陽炎があるほどの高気温。
お腹の空きが究極なんです。
袋の中に手を入れて食べられそうなものは無いかと探してる姿には
涙が出てきます。
死にそうで食べるものが無く究極な思いをする人が日本にも居るなんて。。。
そう思って居たら、前の車の助手席から500mlのペットドリンクを老人の足下へ投げました。
その次の車もコンビニのパンらしき物を投げました。
そのとき私の心に二つの気持ちがあったのです。
「良かった・・・生き延びられる。コレで少しは満たされたよね」
と
厳しいけれど
「コレを食べたら又空腹という物が直ぐに来て更に辛くなるだろう」
とても複雑な気持ちとその後の老人が気になりつつも仕事で使う食材を買いに
スーパーへ行きました。
20%off
50%off
消費期限O月O日
これらを全て寄せて奥から新しい物をカゴに入れていくお客さん。
先ほど見た老人の空腹で究極な姿と新しい日にちの物を買うお客さんのギャップに
心重く帰ってきました。
あれから数年時々思い出すことがあってなんと今年の秋!!!
あのときのホームレスの老人が歩道を歩いてました。
髪はちゃんとカットしていて、少し体格も良くなってました。
着ていた服もごく普通の老人の服装でした。
私の魂、心がぐっと熱くなりました。
今人類が生かされていること、安全な日本で過ごせていること、
守られていること、すべての瞬間と恵みに感謝ですよね。
何か、目に見えない大きな力で守られているからこその「今」です。
食べられる日に、
暖かいお布団で寝られることに、
毎日感謝。